こんにちは。初心者キャンパーのうぃる(@wright_ssvd)です。
今日ご紹介するのはテントと一緒に購入したいアイテム ペグ(釘)です!
「いやいや、ペグなんてテント買えば付いてくるし」
そんな風に思っていませんか?
ところが、このペグをちょっと良いやつにするだけでキャンプが驚くほど快適になるんです!
本日は、そんなペグの重要性と、おすすめの鍛造(たんぞう)ペグをご紹介します。
テント付属のペグは軽いけど頼りない
テントやタープを買うと、設営に必要な本数分程度のペグが付属してきます。
私が購入したDODのワンタッチテントやクレイジータープにも、小型で軽いペグが同梱されていました。
付属のペグはコンパクトな代わりに、強度面ではお世辞にも「頼りになる」とは言えません。
1度使用しただけで曲がってしまう…どころか、固い地面のキャンプサイトだと全く刺さらない場合もあります。
ペグが刺せなくてはテントもタープも立てられません。
逆に言えば、ペグをサクサクと刺せるようになると、設営の手間が驚くほどに減ります。
重く頑丈な鍛造ペグ
設営をスムーズに行うために役立つ頑丈なペグとして、付属のペグからステップアップするなら鍛造ペグがおすすめです。
固い岩場でも打ち込めると言われるほどの高い強度が自慢で、「数年使っても曲がらない」という経験談も。
その中でも定番商品といえば、Snow Peak(スノーピーク)のソリッドステーク(ソリステ)が挙がります。
価格は全体的に高めながら、その圧倒的な品質の高さから定評のあるスノーピーク商品ということで、ソリステも定番のペグとしてキャンパー御用達となっています。
村の鍛冶屋のエリッゼステークがおすすめ
ソリステはもちろん良い商品なのですが、私のお気に入りは村の鍛冶屋のエリッゼステークです。
ソリステ同様に人気の高い鍛造ペグですが、エリステ最大の魅力は何と言ってもカラーバリエーションの豊富さ。
基本のブラックをはじめ、ゴールドやピンクなどの奇抜なカラーもあり、まさに色々。
私はブラックとパープルを8本ずつ所有しています。
武骨で力強いブラックと、ポップで可愛いパープルの対比が良いですね。
固い地面でもなんのその
アルミペグでは全く入っていかないような固い地面でもガツガツ入っていきます。
私が何度か訪れているお気に入りのキャンプ場にとして、黒川キャンプ場があります。
無料で利用できるうえに区画も広く利用できる黒川キャンプ場の数少ない欠点の1つが地面が固いこと。
テント付属のペグでは設営もひと苦労ですが、エリステならば問題ありません。
インナーが一瞬で広がるDODのワンタッチテントと、固い地面でも刺さるエリステの組み合わせならば、どんなキャンプ場でもほんの2~3分でテント設営が完了します!
初テント購入時に一緒に買っておきたいアイテムですね。
とにかく重たいことが難点
頑丈で力強い鍛造ペグの弱点はやはりその重さ。
DODのワンタッチテント付属のペグと比較するとこの通り。
見た目のサイズ差も、もやしとゴボウくらいの違いがありますね。
重量に関しても、エリステの方は鈍器として活用できそうなくらいの重みがあります。
1本で200g近い重量となっており、8本を2セット買ったので、ペグだけでなんと3kg以上となります。
釘だけでこの重さとは…
テントファクトリーのペグケースにハンマーと一緒に収納していますが、ハンマーも合わせるとさらにズッシリとした重量感に。
安価なペグケースということで材質がぺらぺらしていて少々頼りないので、そのうち新調したいところです。
注意:ペグとハンマーの材質を合わせよう
頑丈なペグを買えばそれでOK!…ではありません。
実は、ペグとハンマーは同じくらいの硬さの材質で揃える必要があります。
硬いハンマーで柔らかいペグを叩くとペグが折れてしまいます。
逆の場合には、叩いてもハンマーが凹むばかりで、ペグが地面に刺さっていきません。
太く頑丈なエリッゼステークを叩くには、同じ村の鍛冶屋のアルティメットハンマーを使いましょう。
- 柄が握りやすいカーブ状となっている
- ハンマー後部をペグ抜きとして利用できる
打ち込む時はもちろん、抜く時も活躍してくれるアルティメットハンマーは設営の強い味方です!
エリステと一緒に購入しておきましょう。
ちなみにソリステ派の人向けに、スノーピークのペグハンマーもあります。
メーカーやブランドを合わせると、使い勝手のみならず満足度も更に増しますよ!
最後に
ストレスなく、スムーズなテント設営をするために鍛造ペグは必須アイテム!
その力強い刺さり心地を1度体感すると、もうテント付属のペグには戻れません。
カラーも豊富で、個性を出したい人にもぴったりなエリステを、ぜひ試してみてください。