2020年のゴールデンウィークはキャンプにも行かず、ひたすら引きこもって過ごしていました。
仕事も3月末頃からテレワークとなっており、不要不急の外出を避けながら生活していたのですが、「キャンプに行きたい!」という想いがもう爆発寸前。
そんな中で、#おうち時間で少しでもキャンプ気分を味わおうとしてハマっているのがメスティンでの炊飯です!
キャンプギア・登山用アイテムとしても人気のメスティンで炊いたご飯を食べるのが、テレワーク期間ならではのお昼休みの密かな楽しみになっています。
そこで今回は、この約1ヶ月で私が行っているメスティンを使ったおうちキャンプの様子と、おすすめのメスティン飯をご紹介します!
- メスティンの「自動炊飯」は火をつけて放置しておくだけでご飯が炊ける
- 外出自粛期間に試したおすすめメスティン飯
- ローテーブルと組み合わせてキャンプ気分をさらにアップ
- おうちキャンプで「自粛期間」も楽しんで過ごそう
メスティンの「自動炊飯」は火をつけて放置しておくだけでご飯が炊ける
メスティンとは、スウェーデン発祥の飯盒(はんごう)であり、トランギア社の商品が特に有名です。
ご飯を炊くのが主な用途ですが、アルミ製の軽いクッカーとしてラーメンを茹でたりと幅広い用途で使え、何よりそのシンプルな見た目が多くのキャンパーや登山家の心をつかんでいます。
そしてもちろん、メスティンの魅力は見た目だけではありません。
使い勝手も優秀で、固形燃料に火をつけて放置しておくだけの「自動炊飯」の手軽さと、炊飯器ではなかなか再現できない「おこげ」もできるなど、「美味しいご飯」を簡単に炊けることがメスティン最大の魅力です!
お米1合の自動炊飯の手順は以下の通り。
- お米1合を水に30分ほど浸しておく
- 水がしみ込んだお米をメスティンに入れる
- リベット(内側の丸い金具)の中心あたりまで水を注ぐ
- 火をつけた固形燃料をポケットストーブに置いて、その上にメスティンをセット
- 火が消えたらメスティンをタオルで包んで10分ほど蒸らす
これだけで、誰でも美味しいご飯が炊けてしまいます!
固形燃料でなくともアルコールストーブや、火力を調整すればガスでも炊けるのですが、火をつけると1合のお米を炊くのにちょうどぴったりな火力と時間で燃えてくれることが固形燃料の魅力です。
最初は私もシングルバーナーを使用していたのですが、ちょうど良い機会と考えて、前々から気になっていたポケットストーブと固形燃料を購入し、今ではすっかりその手軽さの虜となっています。
外出自粛期間に試したおすすめメスティン飯
それではここから、外出自粛期間の密かな楽しみである「おうちキャンプ」でのメスティン飯を紹介していきます。
外で行うキャンプでなく、家の中で行うという点を活かしたメニューもありますので、参考にしてみてください!
メスティンを使えば缶詰も同時に温められる
メスティンはアルミ製のため、熱伝導率が非常に高く、お米を炊いているメスティンの上に缶詰を載せておけば、ご飯が炊ける頃にはちょうどホカホカと食べごろの温度に温まります。
お昼ご飯のお米炊いてる pic.twitter.com/10jETyVf1K
— うぃる (@wright_ssvd) April 4, 2020
定番の缶詰である「ホテイ」のやきとり缶は、その特徴とも呼べるプルプルとしたジュレが温めることで溶け出し、常温で食べるのとはまた違った料理へと姿を変えます。
このように、ご飯を炊きながら同時におかずを1~2品準備できるので、メスティンと缶詰の組み合わせは、最もお手軽なメスティン飯と言えます!
お昼食べます pic.twitter.com/Zd8KgowHi2
— うぃる (@wright_ssvd) April 8, 2020
家だからこその強みを活かしたハンバーグカレー
お昼食べます pic.twitter.com/Of4JypMUHb
— うぃる (@wright_ssvd) April 28, 2020
自然の中で不便を楽しむキャンプでなく、部屋で行う「おうちキャンプ」だからこそ、便利な家電製品を惜しげなく使うのもアリです。
メスティンでご飯を炊きつつ、レトルトカレーや冷凍食品のハンバーグをレンジでチンしておけば、あっという間に豪華なハンバーグカレーの出来上がり。
温泉卵のなりそこないを落とせば完成、うまい! pic.twitter.com/lrzlFk8SDa
— うぃる (@wright_ssvd) April 28, 2020
「缶詰の上にさらに卵を置けば温泉卵が作れるかな?」と試してみましたものの、残念ながらそこまでの温度にはなりませんでした。
なんとか工夫して、ご飯を炊きつつ同時に卵も温められないか、もうちょっと試してみたいですね。
メスティンの達人さんがいましたら、コメント等でアドバイスいただけると嬉しいです!
缶詰で楽しめる本格タイカレー
おひるたべる pic.twitter.com/IKFT1boHAA
— うぃる (@wright_ssvd) April 20, 2020
手軽に食べられるカレーなら、タイカレーの缶詰もおすすめです。
私も住んでいる静岡に本社のある「いなば」のタイカレー缶は、缶詰と侮るなかれ、ココナッツミルクやレモングラス、クミンなども使われた本格タイカレーに仕上がっています!
うっま… pic.twitter.com/iTAn0JJgbX
— うぃる (@wright_ssvd) April 20, 2020
それでいて価格は100円台とお手頃ですので、コンビニやスーパーで見かけたらぜひ試していただきたいです。(静岡以外でもコンビニやスーパーに並んでいるのでしょうか…?)
タイカレーとさんまの蒲焼き、うっま pic.twitter.com/vhAMWqAxrq
— うぃる (@wright_ssvd) April 4, 2020
メスティンの上には缶詰を2つまで載せられますので、ほかの缶詰を同時に楽しめるのも嬉しいポイントです!
オイルサーディン丼にドハマり中
ここ最近のお気に入りメスティン飯が「オイルサーディン丼」です。
「闇金ウシジマくん」に出てきたオイルサーディン丼を作ってみたくなったことがきっかけで、検索して出てきたクックパッドの以下のレシピを参考にしました。
オイルサーディンの缶詰を開け、オイルごと具材をフライパンに取り出し、大さじ1杯の醤油と日本酒で炒めたら、ご飯にのせて青ネギを散らして完成!
最近はカットされた青ネギもコンビニで手に入り、包丁も一切使わずに作れてしまうため、私のようにズボラな人には非常にありがたいです。
気に入ったので2日連続のオイルサーディン丼 pic.twitter.com/5ZCcFzX00r
— うぃる (@wright_ssvd) May 12, 2020
オイルサーディン丼はハマりすぎて、2日連続で作ってしまったほどです。
ローテーブルと組み合わせてキャンプ気分をさらにアップ
メスティンでご飯を炊くだけでもキャンプ気分を味わえますが、ローテーブルやアウトドアチェアなどを広げれば、雰囲気をさらに高められます。
アウトドアチェアでゆらゆらしながらお昼食べる pic.twitter.com/vFevz65Us5
— うぃる (@wright_ssvd) April 4, 2020
私も、天気の良い日はベランダに椅子とテーブルを出して、ぽかぽかの日差しを浴びながらまったりと過ごしています。
おうちキャンプで「自粛期間」も楽しんで過ごそう
不思議なもので、もともと家で「白いご飯」を炊いて食べる習慣がまったく無かった私が今ではほぼ毎日、ご飯を食べるようになりました。
ただメスティンで炊くだけなのに何故だか楽しく、単なる休憩時間だった「お昼休み」も心躍るイベントへと変化しています。
コロナによる外出自粛の流れも、いつ頃まで続くのかが今のところ分かりません。
キャンプがしたい気持ちを我慢し続けるのも苦しいですし、出来る範囲でキャンプ気分を味わいながら、ウィルスも何も気にせずにキャンプをのびのびと楽しめる時まで待とうと思います。
あなたもメスティンを使って、飽き飽きしてきている「おうち時間」をワクワク楽しめるひと時に変えてみてはいかがでしょうか。