YOKA CABINを初張りしたけど期待通りに格好良くて大満足したよ。終わり。
…と締めても良いくらいなのですが、流石にそれだと味気ないので、YOKA CABINの購入を決意した経緯やYOKA CABINを実際に張った様子の写真などを紹介していきます。
初張りをしての感想なども書いていきますので、YOKA CABINの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
また、このページはYOKA CABIN購入直後に書いた記事ですが、記事後半には夏から冬まで1年使用してみての感想や新しい気付きも追記してあります。
- YOKAの新作テント『YOKA CABIN』とは
- YOKA CABINを選んだ理由「冬のデュオキャンプに最適なテントだった」
- 弾丸スケジュールで杉山キャンプ場へGO
- YOKA CABINを初張りしてみた
- YOKA CABIN本体とオプションの簡単レビュー
- YOKA CABIN初張りを終えての感想
- YOKA CABINを1年使ってみての追加レビュー
- YOKA CABINで夏・冬・雨など様々なキャンプを経験してみて
YOKAの新作テント『YOKA CABIN』とは
2022年4月、YOKA(ヨカ)の新作テント『YOKA CABIN(ヨカキャビン)』が発売されました。
YOKAといえば、以前に発売されたティピーテント(ワンポールテント)の『YOKA TIPI』が人気を集めています。
ソロ~デュオ向けのYOKA TIPIに対し、新たにデュオ~ファミリー向けの少し大きなテントとして登場したのが今回のYOKA CABINです。
詳しい仕様などはYOKAの公式サイトか、YOKA公式のYouTubeチャンネルでも開発中の内容も含め動画がアップされているので、そちらを見ていただけたらと思います。あとは買ってもいないのに「口コミレビュー!」とかタイトルにつけて写真は公式の引用のみでオリジナルの素材が1つも無いようなクソブログ記事も検索するといっぱい出てきますので、それを見るという手も。
ちなみに私がYOKA CABINの購入を決意するきっかけになったのもYOKAの公式チャンネルの開発動画です。
YOKA CABINを選んだ理由「冬のデュオキャンプに最適なテントだった」
2021年12月頃、彼女との冬キャンプ用に「薪ストーブをインストールできてコットが2つ入り、かつ居住性が高いテント」を探していました。
デュオキャンプ用のテントとしてはホールアースのアースハーフクーヘンを所有しています。
広さという点においてハーフクーヘンは文句なしですが、素材がポリエステルですので薪ストーブと組み合わせるには色々と注意をしなければなりません。
※TC(ポリコットン)やコットン素材のテントでも火災や一酸化炭素中毒など注意はもちろん欠かせませんが、ポリエステルは融点が低いため、幕とストーブの接触防止などの対策をより厳重に行う必要があります。実際に私のキャンプ仲間がポリエステル素材のカマボコテント2に薪ストーブを入れて数年間使用していますが、断熱や幕の保護などはかなり大掛かりに行っています。
そんなある日、InstagramでYOKA CABINの情報を見つけ、そのままYouTubeで詳細を確認したところ、それがまさに私の探している条件にピタリとハマったではありませんか。
薪ストーブ用の煙突穴が開いており、生地は燃えにくいTC素材、さらには張り方の自由度が高く個性的な外観と、文句無しな仕様でした!
そのほか候補に挙がっていたテントにDUCKNOTの『ハンティングヘキサ T/C SW』などもありましたが、開発中の試行錯誤や変更点などを公式動画で随時アップしてくれて情報を楽しみながら受け取れる点などもあり、YOKA CABINの予約を決意しました。
そして予約開始日である1月22日、この日も私は冬キャンプに出掛けていましたが、キャンプ場からスマートフォンで予約競争に参加し、見事にお目当てのYOKA CABINの本体(ダークカーキカラー)とほぼフルオプションの購入に成功しました!
キャンプ場からスマホで10万円近い買い物を急ぎつつ焦りつつポチるというのは、なかなかにスリリングでした…。
予約日から2ヶ月と少し経ち、YOKA公式チャンネルの進捗報告動画を何度も繰り返し視聴しながら期待に胸を膨らませ、そして3月31日にとうとうYOKA CABINが私のもとへとやってきました!
YOKA CABIN届いたで pic.twitter.com/0W1k3Ei2de
— うぃる@S660キャンパー (@wright_ssvd) March 31, 2022
弾丸スケジュールで杉山キャンプ場へGO
YOKA CABINが届いてからというもの、仕事のスケジュールと天気予報を見比べつつ「いつ試し張りに行こうか」とそわそわ落ち着かない毎日が始まりました。
泊まりのキャンプでいきなり実戦投入して初期不良やパーツの不足などに現地での設営時に気付く…といった悲しい事態にならないよう、新幕はまずデイキャンプで試し張りをしておきたいと考えています。
そして今回、YOKA CABINの初張りに選んだキャンプ場が、静岡県裾野市の杉山キャンプ場です。
ソロなら泊まりでも2,000円、デイキャンプなら1,000円という価格で利用できるうえ、東名高速道路の裾野ICから車で10分程度で行けるアクセスのしやすさも魅力で、以前から気になっていたキャンプ場の1つです。
天気予報を見て「明日の昼間なら天気も良くて風も穏やかだし、用事も夕方からだから試し張りに行けるのでは」と思いつき、杉山キャンプ場のInstagramアカウントに問い合わせをしたのが土曜の夜のことでした。
すぐにお返事をいただけ、キャンプ場の空きも確認できたのでそのまま予約も完了!
このスピード感はありがたいですね。
キャンプ当日も、お昼前には着いて夕方前には撤収するという弾丸スケジュールです。
今回の目的は「YOKA CABINを設営して初期不良などの確認をすること」でしたので、持ち物はYOKA CABIN一式のほかはコンパクトなチェアとテーブル、それにペグケースだけという最小構成で行くことにしました。
後部座席もトランクも無いS660ですが、これくらいの荷物ならば楽々と載せられます。
必要な荷物を載せた後、ボンネット内部のスペースも含め全体的にまだ余裕があったので、コット・インフレータブルマット・シュラフの寝具一式も追加しました。
ちなみにこの日に持って行ったコットはレビュー依頼品としてメーカーから貰った物で、詳しくはこちらの記事で紹介しています!
YOKA CABINを初張りしてみた
キャンプ場に到着、目の前に富士山がドーンと広がります。良い立地ですね。
チェックインを済ませたら荷物を広げ、設営スタートです。
YOKA CABINの張り方については公式の動画を置いておきますね。
張り方をざっくりとまとめるとこんな感じです。
- サブポールを天井部分に入れる
- ベンチレーターを開放したいならこのタイミングで開けておく
- 四隅をペグダウン
- メインポールを入れて立ち上げる
- もう1本のサブポールを寝室部分に入れる
- ガイロープを張る
天井や寝室にサブポールを入れるという手順はあるものの、それを除けば基本はワンポールテントを立てる感覚に近いですね。
ガイド無しでワンポールテントを立てられる人ならば苦戦することはほとんど無いかなと。
設営中のちょっとした拍子で天井部分のサブポールが抜けてしまうように感じましたが、一旦立ち上げてしまえば安定しました。
というわけでYOKA CABINを初張りした様子です。
いや、格好良すぎない???
ダークグリーンのTC生地に前後非対称で特徴的なフォルム、ネオングリーンのガイロープが差し色になって滅茶苦茶格好良いです。買ってよかった。
今回はあくまで試し張りなので「とりあえず立てただけ」ですが、次回はもう少しピンと張りたいですね。
この日は気温24℃ほどと「暖かい」を通し越して「暑い」くらいで、設営で汗だくになるほどの陽気でした。
遮光性の高いダークグリーンカラーですが、天井部分のベンチレーターを開けただけではテント内は蒸し風呂のように熱がこもります。
そこで左右の出入り口部分を巻き上げて風の通り道を作ってあげると、心地よく快適に過ごせるようになりました。
この状態ですと前室部分は涼しくなるものの、寝室側はまだ暑いくらいでしたので、夏場の使用時にはスカートを巻き上げた方が良さそうですね。(その場合は虫が心配ですが…。)
就寝時を想定し、オプションのグランドシートの上にコットを置いてみました。
ローコットを2つ置いても真ん中にスペースが生まれる、まさにデュオキャンプにちょうどいい広さとなっています。
続いて、前室側を跳ね上げてみることに。
いや、格好良すぎない?????
斜めに入っている縫い目の線が、まるで折り紙で作ったおもちゃの折れ線のような雰囲気で可愛いというか語彙力喪失しちゃうので何とか伝わってほしいこの想い。すき。
この半分だけオープンの状態でも薪ストーブを使えるという点も良いですね。冬が楽しみです。
前室にチェアとテーブルを置いてプチお花見気分で優雅な時間をまったりと満喫です。
後ろから見てみるとこんな感じで、天井部分に3つのベンチレーターが用意されています。
張り方説明の際に「立ち上げる前に開けておこう」と言いましたが、というのもYOKA CABINは高さが2.2mありますので、テントを立ち上げた後に天井部分のベンチレーターを開けるのはかなり難しいのです。
同じ理由で、ガイロープも先に結んでおいた方が良いですね。
ただ、純正オプションのタープポールが無段階伸縮式となっていて伸ばしたり縮めたりが非常に簡単なため、後で「あ!○○の手順を忘れてた!」となってもリカバリーしやすいです。
というかこのポールが便利すぎるのでYOKA CABINを持っていない人にもおすすめしたいくらいですね。
収納時でも90cmほどでやや長いのですが、そこそこ軽い(1本500gほど)・調整しやすい・キャップ付きと、純粋にタープポールとしてかなり優秀です。しかもお値段もお手頃。
オプションと言えば、グランドシートは思っていたよりもかなり薄手の素材でした。
ターポリン素材と聞いてかなり厚めの生地を想像していたのですが、大きめの石がある場所に敷いて歩いたら普通に痛いだろうなと感じる程度です。
四隅のジッパーを閉めることでバスタブ型にできるのですが、てっきりジッパーを閉めるだけで側面が立ち上がるくらいのコシがあるかと思いきや、実際はふにゃっと崩れてしまうのでペグに引っかけるという手順が必要になります。
マイナス面のように言ってしまいましたがメリットもあり、それが収納時のサイズです。
オプションが届いた際、「蚊帳とグランドシートのサイズ感、逆じゃない?」と思ったほど、グランドシートはコンパクトでした。
とはいえ、コンパクトさを求めて尚且つ道具の汚れ防止程度の目的で良ければ2,000円程度の一般的なグランドシートでも充分なようにも思えます。
個人的には、芝生サイトなど地面がゴツゴツしていないキャンプ場で利用することが多いなら追加で購入しても良いんじゃないかな、といったおすすめ度ですね。
思っていたよりペラペラで、だけどコンパクトだったグランドシートに対し、想像よりもしっかりとしていて大きかったのが蚊帳です。
よくあるインナーテントに使われているようなメッシュを想像していたのですが、触っただけでタフさが伝わってくるような、コシのあるメッシュでした。
頑丈そうなのは良いのですが、収納時に最も苦戦したのがこの蚊帳です。
ふにゃふにゃのインナーテントなら雑に折りたたんでも圧縮して小さくできるのですが、この蚊帳はきっちりと綺麗に折りたたんでから巻かないと収納袋に入れられないですね。
私は普段からソロベースEXなどでインナーを付けずに過ごしているのですが、虫が苦手な彼女は冬でもインナーや蚊帳が欲しいため、今回購入しています。
かなりしっかりした作りで、価格に対する満足感は大きいかと。
欲を言えば、一般的な吊り下げ式のインナーテントのように、側面と床面とが1つにまとまっているオプションも欲しかったですね。
収納のしやすさの話ですと、YOKA CABIN本体はものすごく楽ちんです。
生地を3つ折りにしてポールを中心に巻いていけば、余裕をもって収納袋に入れられます。
今回は装着しませんでしたが標準で付属する横幕(サイドウォール)とガイロープが入った小袋を入れてもまだまだ余裕があり、ポール2セット(計4本)も一緒に収納できます。
そういえば出発前にS660のキャリアへとYOKA CABINを積載してみたところ、思っていたよりも綺麗に載せられることも分かりました。
ソロで使用する際には蚊帳とグランドシートは無くても良いので、これならばS660でソロキャンプをする際のテントとしても活用できそうです。
YOKA CABIN本体とオプションの簡単レビュー
YOKA CABINとオプションそれぞれについて、簡単にポイントをまとめておきます。
YOKA CABIN 本体
「デュオ~ファミリー向け」とありますが、コットを使うなら2人で過ごすのがちょうど良い寝室の広さです。
重量は本体+メインポール2セット込みで14kgほどと流石に重たいですが、収納サイズは重量の割にはコンパクトにまとまるため、贅沢なソロキャンプ用のテントとしても使えます。
寝室部分の風の抜け方は決して良くはないため夏キャンプには厳しいかもしれません。秋~春には大活躍してくれそうですね。
特徴的な外観に対し、設営・撤収はわかりやすく簡単です。
カラーは私が購入したダークグリーンのほか、試作段階で好評だったというアイボリーもあり、そちらも可愛いですね。
YOKA CABIN ポール2本
「買い」です。
90~230cmまで無段階調整ができて1本500gほど、先端にゴムキャップが標準装備されていて2本で6,050円と、文句なしなタープポールでした。
YOKA CABINを張らない日でもタープ用にキャンプへ持って行きます。
YOKA CABIN グランドシート
ターポリン素材でできたグランドシートで、四隅のジッパーを閉めて紐をペグに引っかけることでバスタブ型にできます。
薄手なので折りたたみやすく収納サイズもコンパクトですが、大きな砂利が転がっているような場所でお座敷スタイルで過ごすには厚みがもう少し欲しかったところです。
また、お値段も税込12,100円とお高めなので、「バスタブ形状にできてYOKA CABINの寝室にぴったりサイズのグランドシートが欲しい」という人ならアリでしょう。
ちなみに、四隅にハトメがついたシンプルな形状のハーフタイプもあります。お値段も半分ほどですね。
YOKA CABIN 蚊帳
虫の多い時期に使いたい、吊り下げタイプの蚊帳です。
底の部分は開いていますので、飛ぶ虫対策と考えた方が良いでしょう。
かなりしっかりとしたメッシュ生地で、収納時には苦戦しますが、耐久性には期待大です。
YOKA CABIN本体にフィットする形状となっているため、サブポールを立ち上げて作った寝室の広いスペースを損なうこともありません。
YOKA CABIN初張りを終えての感想
YOKA CABINを実際に張ってみて、個人的には大満足のテントです。
本体+ポール4本+グランドシート+蚊帳のフルセットだと10万円オーバーとなるので、気軽にホイホイ買えるお値段ではないかもしれませんが、ハマる人にはバチっとハマる、そんな幕だと感じます。
この子に薪ストーブを入れて冬キャンプをするのが今から待ち遠しいですね。
気付いた点などあれば、この記事に追記していきます。
そのほかYOKA CABINについて詳しく聞きたい点やご質問などあれば、記事のコメントやSNSでお声掛けください!
YOKA CABINを1年使ってみての追加レビュー
2022年4月にゲットしたYOKA CABINを1年使ってみての感想を追記していきます。
ベンチレーターは少ないものの遮光性が高いので夏もOK
春の初張り時で既に気掛かりだった真夏のキャンプで使用してみた感想です。
生地がしっかりとしていて遮光性が高いため、炎天下の陽射しもシャットアウトしてくれます。
一方で気になるのはベンチレーターが少ない&小さいことでしょうか。
前室側をハーフオープンにした程度では空気が抜けていかず、気温30℃近い真夏に過ごすには正直厳しいです。
フルオープンにしてスカートを巻き上げてみると嘘のように涼しくなり、最も暑い午後1~2時でもコットでごろごろしながら快適にくつろげました。
現在開発中のYOKA CABIN LIGHTでは寝室側も大きな開口部が作られるとのことですので、その点はちょっと羨ましいですね。
薪ストーブを入れてぬくぬく冬キャンプ
念願だったYOKA CABINでの薪ストーブ冬キャンプを2022年末に実行してきました。
感想ですが…もう最高です!
独特なフォルムのYOKA CABINからにょきっと伸びる煙突がもうたまりませんね。
ちなみにこの時に組み合わせてみたのはPOMOLYの折りたたみチタン薪ストーブの『T-BRICK』です。
煙突ポートは巻き煙突が触れても焦げたりせず、耐熱性能がたいへん優秀ですね。
テントによっては金属製のガードが必須な耐熱性の低いポートを備えている製品もありますので、このあたりの違いも要チェックです!
昼間はハーフオープンにして夜はフルクローズで過ごしてみましたが、デュオキャンプ+薪ストーブという構成で過ごすにはフルクローズはまさに最小限という言葉がぴったりハマるかなと。
寝室側と比べると前室側がやや狭く、薪ストーブ以外にテーブルやラックをあれもこれもと置くのは難しいです。
夕方や夜の早い段階からテント内で過ごすような「おこもりキャンプ」が好きな方には手狭に感じるかもしれません。
その点で比較すると、ハンティングヘキサ T/C SWの方が幕内の空間にはかなりの余裕がありますね。
一方で「広すぎない」というのはメリットでもあり、たとえば風を受けた際の安定感については個人的にはYOKA CABINの方がしっかりしているように感じました。
また、テント内は広くなればなるほどストーブで暖まりにくくなりますし、「薪ストーブとコット2台を置いても広すぎず窮屈すぎない広さ」というのは絶妙です。
YOKA CABINとどちらを買うかで悩んだハンティングヘキサも結局ポチってしまったのですが、使ってみるとどちらもそれぞれ強みと弱点があり、意外にも役割が被ることなく使い分けられているのが嬉しい誤算でした。
具体的には「強い風が吹きそうな日はYOKA CABIN」「風が緩やかな日に幕内で快適に過ごしたいならハンティングヘキサ」という基準で、その日に使うテントを選んでいます。
設営ガイドにもなるシートがあると便利
YOKA CABINと組み合わせると便利なアイテムについてのお話です。
ユタカのODグリーンというシートなのですが、こちらのサイズ展開の中に『2.7×3.6m』というサイズがあります。
これはYOKA CABINの縦横とほぼ同じ寸法となっており、地面にシートを敷いてその上にテントの四隅を合わせてペグダウンするだけで簡単に設営ができてしまいます。
そのままフロアシート代わりに使っても良いですし、ODグリーンの上にYOKA CABIN用のグランドシートを重ねて使うのもアリですね。
風が強い日にポールが縮んでしまう?
他の方のレビューや感想を見てみると「風が強く吹いた時に伸縮式ポールがスコンと縮んでしまった」といった声もあります。
ポールの個体差もあるのかもしれませんが、「締め方が甘いのかな?」と個人的には考えています。
と言いますのも、似たような構造の伸縮式ポールはYOKAのアルミポール以外にFIELDOORのカーボンポールも所有しているのですが、確かにFIELDOORのポールはちょっと強い風が吹いてタープからグッと力が掛かるとポールが縮んでしまいます。
それに比べ、YOKAのポールは重たいT/C製のテント生地が大きく煽られるような風を受けても、ポールが勝手に縮んでしまったことは1度もありません。
ゴム手袋を装着するなど滑りにくい状態でグッと締めれば、まず安心して過ごせるのではないかと感じます。
もしくは、他社製のプッシュピン式の伸縮式ポールに交換するのも1つの手かもしれませんね。
8tailの『ソコノアジャストポール』は長さ・太さ・構造などあらゆる点でYOKA CABINと相性が良さそうで、そのうち試してみたいと考えている商品です!
YOKA CABINで夏・冬・雨など様々なキャンプを経験してみて
春に購入したYOKA CABINを真夏や真冬に張ってみましたが、使っていて楽しいテントだという1点については間違いないです。
一応どのシーズンでも使えなくはないですが、真夏はあまり相性が良くないかなとも感じますね。
やはり秋・冬・春の3シーズン、その中でも薪ストーブを活用する時期には相性バツグンで滅茶苦茶楽しいです!
夏キャンプ時には雷を伴う大雨にも降られましたが雨漏りすることも無く、風や雨を気にせず使えるのは心強いですね。
薪ストーブ+コットの使用を前提とすると、ゆったり贅沢なソロキャンプから窮屈すぎないデュオキャンプまで使えるお気に入りのテントとなりました。
人と被ることは少ないYOKA CABINですが、このブログを読んで購入された方もいますので、少しずつでもYOKA CABINを普及させつつ、そして沢山のYOKA CABINユーザーからの感想を聞けたら嬉しいです!