停電時の備えといった防災用途から、キャンプや車中泊といったアウトドアレジャー用途まで、すっかり当たり前の装備となったアイテムの1つがポータブル電源です。
電源容量・出力・価格などなど、ポータブル電源を選ぶ基準は様々ですが、今回紹介するのは「長寿命・安全性の高さ」をコンセプトとしている製品となります。
その寿命はなんと驚きの15年!
従来のポータブル電源とは一線を画すその圧倒的な寿命の長さに秘められた秘密と、実際にキャンプで使用してみた感想をご紹介します。
- Dabbsson 大容量ポータブル電源 DBS2300とは
- Dabbsson 大容量ポータブル電源 DBS2300 開封
- Dabbsson DBS2300 使用感
- 高価な買い物だからこそ長く使えるポータブル電源を選ぼう
- さらに機能アップしたDBS2300plusも登場!
Dabbsson 大容量ポータブル電源 DBS2300とは
今回紹介するのはDabbssonというメーカーのポータブル電源『DBS2300』です。紹介するにあたり、メーカーからご提供いただきました。
電源容量2330Wh・定格出力2200W・瞬間最大出力4400Wと、超大容量・超大出力のモンスター級のポータブル電源となっています。
それだけでも十分すぎるほどの強力な個性ですが、DBS2300最大の特徴は「寿命の長さ」なのです。
ポタ電の寿命の長さを比較する際に使われるのが充電サイクル(充放電サイクル)であり、これは「充電と放電を繰り返してバッテリー持ちが低下していき、新品時の80%ほどしか使えなくなるまでの回数」です。
従来の三元系リチウムイオン電池を採用した製品の充電サイクルが500回程度なのに対し、長寿命と最近話題のリン酸鉄系リチウムイオン(LiFePO4)電池を使った製品はおよそ3,000回と言われています。
そんな中、DabbssonのDBS2300の充電サイクルはなんと4,500回という圧倒的な数値を謳っています!
週に5回のペースでも1年に300回ですので、4,500回ではなんと15年も持つ計算となります。
半固体リン酸鉄リチウムイオンを採用
その秘密は、同じリン酸鉄系リチウムイオン電池でもDBS2300は更に長寿命な半固体リン酸鉄リチウムイオンを採用しているためです。
ちなみに、一般的に「リチウムイオン電池」とは液体のものを指し、この液体電池は可燃性があります。
一方で半固体電池は発熱も抑えられ、外部から衝撃や刺激を与えた時の安全性が段違いです。
各方式の電池に釘を刺す実験動画がAmazonの商品ページに公開されていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
「Dabbssonの電源に使われている半固体リン酸鉄リチウムイオンは電気自動車にも採用されている」と言えば、その安全性の高さがイメージしやすいのではないでしょうか。
交通事故をはじめ大きな衝撃が加わるリスクが高い電気自動車の電池として使われるくらいですから、その信頼感は折り紙付きです。
それほど信頼性の高い半固体リン酸鉄リチウムイオンですが、他メーカーがまだまだ採用していないというのも理由があります。
その理由の1つはコストの高さで、液体のリン酸鉄リチウムイオン電池に比べてコストが20%以上も上がるのだとか。
価格は製品選びをするうえで最重要視するユーザーも多いため、そこが上がるとなるとメーカーとしてもなかなか採用は難しいのでしょう。
ただ、2000Whクラスの超大容量ポータブル電源となると安くても十万円は超えてきますし、それだけの金額を出すのであれば多少そこから値段が上がったとしても少しでも長く使える製品の方が個人的にはありがたいです。
また、半固体の電池をシステム面でも過電圧・過充電・過放電の保護や電圧検知、温度監視などをAIが行うBMS(バッテリーマネージメントシステム)が保護し、安全性の高さ・寿命の長さをさらに強化しています。
加えて通常2年、公式サイトでユーザー登録を行うと2年追加で合計4年のメーカー保証が受けられる点も安心ですね。
安全なだけで終わらない豊富な機能
Dabbsson DBS2300は「ただ大きくて安全なだけのポタ電」ではありません。
ざっくりと機能を挙げてみましょう。
- 最大15ポートの同時出力が可能
- ACアダプター無しでの超高速充電に対応
- EPS(無停電電源装置)機能を搭載
- スマートフォンと接続して専用アプリで遠隔操作に対応
- 別売りのエクストラバッテリーで電池容量をさらに拡張可能
などなど、最近のポータブル電源のポイントを徹底的に押さえつつ、Dabbson DBS2300にしかない魅力まで備えています。
個人的に好印象だったのはEPS機能でしょうか。
一般的に無停電電源装置といえばUPSですが、質問してみたところUPSには「停電時に10ms以内での切り替えられること」が要件としてあるのだとか。
その要件に対し、Dabbssonはそのあたりの区別を厳格にしており「DBS2300の切り替え速度は15ms以内のため、UPSでなくEPSとしている」とのことです。
そういう誠実な姿勢は良いですね。
ちなみにEPSとして常時コンセントに接続して使用する場合も、月に1度は電気の供給を絶って30%ほどまで放電させる方がバッテリーの寿命を長持ちさせられるとのことでした。
Dabbsson 大容量ポータブル電源 DBS2300 開封
それではいよいよDabbsson DBS2300を実際に見ていきましょう。
流石に2000Wh超えのポータブル電源は外箱も巨大ですね。
重量も箱込みで27.6kgと、持って階段を上がるのも結構な重労働でした。
高品質な梱包で信頼感マシマシ
さてさて開封の儀といきましょう。
ガジェット好きとして数多くの製品に触れてきた私の持論ですが、梱包・パッケージに力を入れているメーカーはサポートもしっかりとしている印象があります。
段ボールがペラい・発泡スチロールがボロボロなどなど、そういった点に雑さが見られるメーカーの製品はたとえスペックが良くとも品質が低い・故障時にまともなサポートを受けられないといった経験も多くありました。
その点で見ていくとDabbssonの製品は文句なしです!
汚れや破れの無い厚手の段ボールがメーカー名の入ったテープで封をされており、チープさを感じられない緩衝材で商品が守られていて、隙間には乾燥材が入れられています。素晴らしい。
小箱の下にマニュアルが入っていたり、順番に出していく中でワクワク感を高めてくれる点も良いですね。
箱の中身は以下の通り。
- Dabbsson DBS2300ポータブル電源本体
- 付属品一式入りの小箱
- 取り扱い説明書
- クイックガイド
Dabbsson 大容量ポータブル電源 DBS2300 外観・端子類
Dabbsson DBS2300の本体から見ていきます。
マットな質感のブラック・シルバーカラーの筐体はどんな環境に置いても悪目立ちすることは無さそうですね。
本体正面はDC系の出力端子とLEDディスプレイのほか、LEDライトと各ボタンが配置されています。
DC出力端子は以下の通り。
- USB-C出力ポート×1(最大100W)
- USB-C出力ポート×2(最大30W)
- USB-A出力ポート×1(最大18W)
- USB-A出力ポート×2(最大12W)
- Anderson出力ポート×1(最大378W)
- DC5521出力ポート×2(最大50.4W)
- シガーソケット出力ポート×1(最大126W)
シガーソケットとDC5521は出力を共有しており、合計で最大126Wとなります。
5ポートのAC出力端子は本体側面にあります。
そのほかDBS2300本体に給電するためのAC入力やソーラーチャージャー用入力端子、急速充電モードやSTANDBY/ECOモード切替スイッチが配置されています。
反対側の側面には専用エクストラバッテリーを接続するための端子が2つあります。
容量3000Whのエクストラバッテリー『DBS3000B』を2つまで接続できるため、最大で8330Whまで電源容量を拡張できます。デカ過ぎんだろ…
Dabbsson 大容量ポータブル電源 DBS2300 付属品
付属品も見てみましょう。
小箱に入っているのは以下の3本のケーブルのみ。
- AC充電ケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- シガーソケット充電ケーブル
DBS2300はACアダプターを必要とせず、ACケーブルを繋ぐだけでポタ電本体を充電できるため、ケーブルの取り回しがとにかく楽ですね。
また、ACアダプターが必要ないと言ってもコンセントから流れてくる電気を内部でDCに変換する必要はあるはずなのに、その電力変換ユニットを内蔵しつつもサイズを同クラスのポタ電と同程度のサイズ感にまとめている点もありがたいです。
取り扱い説明書やクイックガイドは日本語で記載されています。
翻訳が少々怪しい点もありますが、「読んでも理解できない」と感じる部分は個人的にはありませんでした。
Dabbsson DBS2300 使用感
ここからはDabbsson DBS2300を実際に使ってみて気付いた点の紹介です。
ポータブル電源のレビューでは恒例となる自宅での変換効率テストと、キャンプでポータブル冷蔵庫と組み合わせて使用してみた結果を順番に見ていきましょう。
過去最高!断トツの充電速度
まず特筆すべきはDBS2300本体を充電する際の圧倒的な超スピードについてです。
ACアダプターレスでケーブルのみでの充電ができるという便利さに加え、超高速充電という強力な魅力が備わっています。
まず、ケーブルをそのまま接続してコンセントに繋いでみた様子がこちらです。
約600Wと滅茶苦茶パワフルですね。
この電力ならば2330Whという超大容量なDBS2300も4時間程度でフル充電できそうです。
…しかし、これはまだ序の口です。
側面のAC急速充電スイッチを切り替えることで、さらに強力な急速充電モードへと変更できるのです!
その電力はまさに圧巻で、1420Wを記録しました。
ポタ電はこれまでに20台近く使ってきましたが、ここまでの数値は初めて見ました…!!
ちなみに繋いでいるのが最大1500Wの家庭用コンセントなため頭打ちになっているのかもしれませんが、DBS2300の急速充電モードは最大1600Wでの入力に対応しています。
また、急速充電に切り替える前の600W出ていた状態はカスタム充電モードといい、アプリで200~1600Wの範囲で設定が可能であり、その初期値が600Wだったということですね。
1400Wオーバーで充電ができるなら2330Whの超大容量ポタ電といえどフル充電に2時間もかかりません。戦闘力のインフレが凄いバトル漫画のような技術の進歩です。
ソーラー充電も試したかったのですが、Dabbsson製のソーラーパネルは持っていないため今回は検証を割愛します。また機会があれば試したいですね。
ポタ電レビュー恒例の電源変換効率テスト
ポータブル電源選びにおいて、容量・価格・出力と並んで重要なポイント、それが変換効率です。
2000Whクラスの超大容量というスペックを有しているのにも関わらず、実際に使用してみたら計算上の半分も持たなかった…なんて粗悪な製品もあります。
また、電源の変換効率は定格出力に対して使用する家電の消費電力が低ければ低いほど効率は落ちます。
逆に言えば、定格出力ちょうどくらいの高い消費電力ならば最も効率が良くなるということですね。
今回のDBS2300は定格出力2200Wと非常に強力なパワーを備えていますので、毎回恒例の「出力150Wほどのプロジェクターでの変換効率テスト」に加え、メーカーから希望のあった「1200W以上の機器でのテスト」を両方試していきます。
まずはプロジェクターの結果です。
検証開始時点でバッテリー残量98%、消費電力の表示は155Wで残り使用可能時間は8.5時間となっています。
この時点で気付いたのですが、ワットチェッカーを使って計測してみたところ、DBS2300の消費電力表示はワットチェッカーよりも5Wほど低く表示されていました。
また、ポータブル電源のAC出力時にはインバーターが稼働するため、実際にポータブル電源が消費する電力は繋いでいる家電の消費電力+15~20Wほどと考えておくと計算しやすいです。
確認しましたところ、メーカーによるとDBS2300のインバーターの消費電力は30Wとのことでした。
低く表示されているプロジェクターを160W、そしてインバーターが30Wとし、190Wほどを使用していると考えて計算してみますと、190×8.5で1615Whほどが使える実容量といったところでしょうか。
容量2330Whに対して1530Whしか使えないと考えると、効率は69%ほどになります。
数時間動かしてみて、この数値がどう変化していくかに期待したいですね。
1時間後、電池残量は87%で使用可能時間は7.6時間となりました。
実消費電力160Wほどのプロジェクターを稼働させ続けた場合、DBS2300ですと1時間に電池残量11%ほど消費されるようです。
そして3時間後、電池残量は64%で使用可能時間は5.6時間という結果に。
途中で2時間時点でも確認をしていますが電池残量・使用可能時間の減り方は安定していますので、使用可能時間の信頼性は高いですね。
一方で、200Wに満たない機器を使用するには変換ロスがやや大きく、変換効率は70%弱となってしまいました。
続いて消費電力の大きい家電ということでドライヤーを繋いで試してみた結果です。
DBS2300の表示で約1260W、ワットチェッカーの表示で約1265Wを消費しているドライヤーを動かしたところ、1分で1%のペースで電池残量が減ることを確認できました。
インバーター込みで実消費電力を1295Wと仮定して計算すると、甘く見積もって1分あたりきっかり1%の消費だとするなら2158Whとなり、変換効率は驚きの90%超えとなります!
厳しめに見積もって1分あたり1.15%の消費ペースだったとして計算すると1862Whで、それでも変換効率は80%となりますので、やはりプロジェクターの時に比べると数値が大きく向上していますね。
メーカーの担当者さんが言うには「できれば1700W以上の機器でテストをしてほしい」とのことで、それが最も変換効率が高くなる消費電力なのでしょう。
とはいえ、たとえ効率がどれだけ良かったとしても1700Wの機器を2330Whのポタ電で動かせば長く見積もっても1時間半も持ちません。
1時間半のために20kgオーバーのポタ電を持ち出すというシーンは現実的ではないものの、「600Wクラスの家電が3時間、200W程度ならば10時間近く使える」と考えたら利用シーンをイメージしやすいのではないでしょうか。
たとえば以前に他のポタ電の検証で使用したポータブルクーラーであれば、600Whクラスの電源では3~4時間しか持ちませんでしたが、DBS2300であれば就寝時から使い始めて翌朝までは軽く持つだろうと考えられます。
「どんな機器をどのくらいの時間使いたいか」を計算しておくことが、ポータブル電源選びでの最重要ポイントです!
ポータブル冷蔵庫と組み合わせてキャンプで使ってみた
私がポータブル電源を最も利用するのはやはりキャンプシーンです。
スマホやランタンの充電から、ポータブルエアコンやポータブル冷蔵庫への電力供給など、今年は色んな機器を購入・提供いただいたことで夏から冬までキャンプで家電を使う機会がグッと増えました。
さて、そんなキャンプシーンでDBS2300を使用してきた様子も見ていきましょう。
今回検証を行ったのは、最高気温30℃ほどの残暑キャンプでのポータブル冷蔵庫との組み合わせです。
検証に使用したのはこれまたメーカーから提供を受けたEENOUR(イーノウ)の『ポータブル冷蔵庫 S32』です。ちなみにこの製品はおすすめできないので記事にまとめるかは未定です。
キャンプ場に着いた時点で時刻は14時。移動中は車から電力を供給していたポータブル冷蔵庫をDBS2300に接続し、検証スタートです。
冷蔵庫の設定は温度を最低の-20℃にしたうえでエコモードも解除し、電力を最も消費する状態にしています。
3時間稼働させた時点での結果がこちら、バッテリー残量は86%で使用可能時間は19.4時間となっています。
ポータブル冷蔵庫は前述の設定で消費電力は50~70Wほどなのですが、設定温度まで下がると電力の消費が落ち着きますので、実際にはもう少し長く使用可能です。
冷蔵庫を使用しつつ、ゴールゼロなどLEDランタンも数台充電しておきました。
この時点で検証開始から4時間半、バッテリー残量はまだまだ余裕があります。
時刻は深夜2時の少し前、検証開始から11時間が経ってバッテリー残量は55%となりました。
気温が下がってきた影響か冷蔵庫が本気を出してきまして、中の食材がガチガチに凍ってきてしまったので設定を-10℃・エコモードに変更することに。
すると消費電力が30Wほどに下がったので、真夏の炎天下以外はそこまで電力を消費せずに使えそうですね。
そんなこんなで夜が明けました。
冷蔵庫の稼働開始から15時間が経過し、バッテリーは38%残っています。
途中でスマホの充電にも使用していましたが、丸1日は持ちますね。
今回は冷蔵庫を-20~-10℃設定でフル稼働させていましたが、食材が凍らない程度のもう少し高い温度設定であればバッテリー持ちはさらに向上するでしょう。
とはいえ「早朝からキャンプ場にチェックインをして翌日の昼まで保冷したい」と考えると、ポータブル冷蔵庫の必要な稼働時間はおよそ30時間となります。
そうなると数万円で購入できるような600~800Whクラスのポタ電ですと電源容量が足りないため、DBS2300のように2000Whクラスの電源が必須ですね。
昼間はソーラーチャージャーを組み合わせて電気を節約するというのもアリですが、当日の天候にも左右されますので、やはり大きい電源をあらかじめ備えておくと確実です!
大容量のポータブル電源は電気毛布やホットカーペットといった暖房器具への電力供給にも活用できますので、寒い冬キャンプでも活躍間違いなしですね。
高価な買い物だからこそ長く使えるポータブル電源を選ぼう
2000Whを超える超大容量のポータブル電源は安い物でも10万円オーバー、高級機になると20万円も超えてきます。
そんな高価な製品をたとえば1~2年で買い替えるのはなかなかハードルが高いですよね。
加えて、電源は捨てたり処分したりも「ゴミ捨ての日に出せばOK!」とはいかないため、買い替えても古い機種の処理が面倒です。
そのため買い替えの頻度を減らせるような、長い期間使い続けられる製品選びが重要となってきます!
そんな長年の相棒として、最近流行りのリン酸鉄リチウムイオン系ポータブル電源を凌駕する圧倒的長寿命と高い安全性を備えた半固体リン酸鉄リチウムイオンを採用したDabbssonのDBS2300は頭一つ抜けた有力な選択肢となるのではないでしょうか。
5年・10年・15年…と長く愛用する1台として、ポータブル電源選びに悩まれている方はぜひ検討してみてください。
さらに機能アップしたDBS2300plusも登場!
DBS2300をさらにアップグレードしたDBS2300plusがこのたび新登場しました!
と言っても基本性能に大きな違いは無く、具体的には以下の3つのポイントが進化しています。
- P-boost機能ON時のAC出力の最大値が2400Wから3000Wにアップ
- ソーラー充電時の最大入力が600Wから800Wにアップ
- 2台のDBS2300plusを並列接続し、さらにそれぞれへと拡張バッテリーを接続可能
特に面白いのはやはり特徴3の「2台の電源を繋いで、さらに拡張バッテリーまで増設できる」という点でしょう。
2330WhのDBS2300plusを2台と、3000Whの拡張バッテリーをそれぞれ2台ずつで計4台を繋げられるため、最大の合計容量は驚愕の16660Whとなります!
単位を間違えてないかと感じるほどの圧倒的デカさですね…!!
その構成にするとなると金額の方も100万オーバーとなりますので、富豪の方は1度挑戦してみてはいかがでしょうか。私は無理です笑。
アップグレード版が登場したとはいえ、DBS2300と基本性能は大きく変わらず、むしろDBS2300plusでは並列接続用端子を追加するためにAC出力端子のポート数が5つから4つへと減少しています。
拡張バッテリーやソーラーチャージャーを余るほど持っていない一般ユーザーであれば、お値段もお手頃なDBS2300を選べば間違いないでしょう。
とはいえ面白い試みであることは間違いないですし、今後のDabbssonの商品展開にも注目していきたいですね。