2023年8月追記、このメーカーの商品の購入者のうち半数以上、なんと約6割の人が返品・キャンセルを行っています。
その点を踏まえたうえで、この先をお読みください。
先に注意点から言っておくと、このメーカーの商品は買わない方が良い&Instagram等のプレゼント企画に参加される人は要注意ですね。
「○○日に送る」と連絡があってから待てど暮らせど商品が届きませんでした。それどころか連絡をしても返事が一切ありません。
サポートはまったく期待できませんので、「壊れたら捨てる」くらいの感覚でしたらアリでしょう。
また、どうやら「購入した人」か「そうでない人(レビュワーやプレゼント企画等)」を区別されているようで、前述した件から数ヶ月後に別件で連絡したところ、以下のような回答をいただきました。
- 提供を約束していた商品を送るつもりは無い
- 予定が変更になっても連絡しないことは多くある
- 発送を忘れることもある
- 紹介料の支払いが滞っても連絡はしない(そんな時間が無いから)
…とのこと。
いや、メーカーとしてどうなの?と。
フォロワー増やし目的のプレゼント企画を現在行われていますが、果たして企画終了後に届くのかどうか…。
さらに、DOKICAMP公式サイトにはレビュー機能がありますが、正直な感想を書いて評価の低いレビューをしたところ、なんと数日後に消されました笑。
いやぁ、今どきなかなかぶっとんだ対応をしているなぁと。
ちなみに「日本語の読解力が低い」という弱点を利用されているのか、星の数だけ高くして感想でボロクソに書く分には気付かれにくいようです。
公式サイトにはチャット機能もありますが、2023年6月現在も相変わらずレスポンスが非常に悪く、というよりほぼ無視されます。
低評価レビューは消す・連絡は返さないなどなど、こういった姿勢のメーカーでも良いと感じる方以外にはおすすめできないメーカーです。
以下、当時の感想です。
YouTubeや各SNSで最近話題の『DOKICAMP The Crab Nest G2000 TENT シェルター』をご存じでしょうか。
MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)の大人気テント(シェルター)である『SHELTER G(シェルターG)』をほぼ丸パクリした製品となっており、『パチマルワークス』だとかDOKICAMPの頭文字をとって『シェルターD』という愛称で呼ばれることも。
そんなG2000シェルターですが、本体とオプションのフルセットでメーカーから提供していただきました。
今回はG2000がどんな製品なのかの解説と購入の際の注意点、そしてG2000を実際に使用してみたレビューを紹介していきます。
- DOKICAMP G2000シェルター購入時の注意
- DOKICAMP G2000シェルターとは
- DOKICAMP G2000 シェルター レビュー
- DOKICAMP G2000と拡張テントをキャンプで使用してみて
DOKICAMP G2000シェルター購入時の注意
まず最初にざっくりと結論から書いていきましょう。
商品自体は滅茶苦茶良い(パクリ品が良いかどうかは別問題として)です。ただし連絡関係はかなり雑なのでその辺りを許容できる人にしかおすすめしません。
…という感じです。
DOKICAMPからは以前にも焚き火台とLEDランタンを提供していただいており、連絡がとにかく雑で当てにならないというのはその当時からの問題点でした。
そしてG2000シェルターが爆売れしている現在もその問題は相変わらずのようで、SNSを見ていると「届かない」「問い合わせをしてもまともな回答が無い」といった声もちらほら見かけます。
私はキャンプブログ以外も運営しており、メーカー・販売店から仕事依頼を受けた経験も100件以上ありますが、その中でもDOKICAMPはトップクラスに連絡がいい加減ですね。
その一方で商品は割とまともに作られていて、基本的にパクリばかりで開発費が抑えられているためか、価格に対しての商品の機能や性能は優秀でコスパには優れていると感じます。
「○日にキャンプへ行くからその時に使いたい」のように予定に組み込むのはおすすめしませんが、納期の遅れや配送トラブル等が起きても焦らず怒らず待てる余裕がある方ならば良い選択肢になるのではないでしょうか。
DOKICAMP G2000シェルターとは
DOKICAMPの『The Crab Nest G2000 TENT シェルター』の特徴を見ていきましょう。
特徴を一言で表現するなら「シェルターGのパチモン」です。
サイズや仕様等は基本的に全てシェルターGを踏襲した作りになっています。
ちなみにシェルターGは2021年の12月に仕様変更が行われシェルター内側にスカートが追加されており、G2000はその新仕様のシェルターGに仕様を合わせています。
シェルターGを徹底的に真似しつつ、天井の一部を耐熱の生地に変更しており、自分で穴を開ければ薪ストーブの煙突を通せるようになることが唯一とも呼べる機能面での違いになります。
ちなみに2023年6月現在でも公式サイトでは「煙突穴も標準装備」と書かれていますが、これは誤りです。実際には穴は開いておらず、自分でカッター等を使って開ける必要があります。
そして、本家シェルターGとの最大の違いであり、ここまでG2000が爆売れしている理由…それが価格です。
たとえば2023年5月現在の国内価格でテント本体を比較するとシェルターGが125,400円なのに対し、G2000は43,999円と半額どころかほぼ3分の1と言える圧倒的な価格差となっています。
シェルターGは豊富なオプションも人気ですが、そうしたオプションもMINIMAL WORKSとDOKICAMPとでは値段差が大きく、拡張テント『VESTIBULE(ベスティビュール・ベスティブル)』も本家が46,200円でDOKICAMPは14,999円です。
私は本家シェルターGを実際に使用した経験はありませんが、とはいえこの値段差はエグいと感じますね。
DOKICAMPにあってMINIMAL WORKSに無いオプションやその逆もありますので正確な比較は出来ませんが、G2000本体+オプションのフルセットをシェルターGと比較して表にまとめた結果がこちらです。
MINIMAL WORKS | DOKICAMP | |
テント本体 | 125,400円 | 43,999円 |
拡張テント | 46,200円 | 14,999円 |
TPUドア | 20,900円 | 3,599円 |
メッシュドア | 9,900円 | 2,499円 |
テント用フロアマット | 13,200円 | 3,399円 |
拡張テント用フロアマット | 8,800円 | 1,999円 |
拡張テント用インナー | - | 6,999円 |
合計 | 245,300円 | 77,493円 |
G2000はフルセットで購入してもシェルターGのテント本体より安いという結果になりました。
テント本体や拡張テントの価格差にも驚かされましたが、オプションはそれ以上に安いですね…
特にTPUドアの価格差は本家の4分の1以下で、本家とパチモノの品質の差がどれだけあるのかが気になるところです。
ちなみにSNSで「シェルターGとG2000のオプションを組み合わせられた」なんて報告も挙がっているため、シェルターGを既に所有していてオプションを安く入手したいという人にも良いかもしれませんね。(※互換を保証するわけではありませんので試される方は自己責任でお願いします。)
シェルターGのパクリ事情
G2000のレビューに入る前に、DOKICAMP以外のメーカーから出ているシェルターG風のテントを紹介しておきます。
DOKICAMPの納期に不安な方はそちらも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
TOMOUNT ドームテント
G2000の爆売れ後、シェルターG風のテントを最初に出してきたのはTOMOUNT(トモウント)でした。
シェルターGを丸パクリしたDOKICAMPとは異なり、細部に仕様の違いがあります。
大きな違いをピックアップすると、寸法とベンチレーターの2点でしょうか。
本家と比べて奥行きが10cm短く、その代わりに高さが5cm高い175cmとなっております。
また、サイドにはメッシュにできる大きな三角窓が左右それぞれ3つずつの計6つ付いており、その外見からも単なるシェルターGの丸パクリでないことが伝わってきます。
実売価格は5万円ほどになりますが、メッシュ窓とTPU窓のオプション2つが標準で付属しているため、価格面ではG2000とほぼ互角ですね。
Tenplay G-TENT
新たに登場し、2023年6月現在で予約を実施されているのがTenplayの『G-TENT』です。
本家と同じ寸法ですが、こちらはベンチレーターとスカートの形状が異なります。
TOMOUNTと同じようなメッシュにできる三角窓が付いていますが、Tenplayは左右に2つずつの計4つです。
最も大きな違いとなるスカートについては、新型シェルターGの特徴であったメッシュ付き内側スカートから、外側についたオーソドックスなタイプに変更されています。
価格については最も安く、テント本体が39,990円と4万円を切ってきました。
オプションもこれまた安く、メッシュドアとTPUドア1枚ずつがセットになって4,990円となっています。
DOKICAMP・TOMOUNTに比べて更に5,000円ほど安く買えるとは圧巻ですね。
また、本家と同じサイズの350×300×170cmのMサイズ以外に、350×300×200cmのM++サイズも用意されています。
メーカーによると、大きいサイズなどの開発を進めていくとのことで、今後の商品展開が楽しみですね。
ちなみにDOKICAMPと異なり、Tenplayの製品は煙突穴が標準で開いているそうです。
Spider シェルターテント
Tenplayから、ほんの少しだけ仕様の異なるテント『Spider シェルターテント』も同時発売されています。
アハ体験かな?と感じるくらいにほぼほぼ同じSpiderですが、Tenplay G-TENTとの違いはわずか2点のみです。
- ロゴの形
- ポールの固定方法
ロゴの形は一目瞭然、Tenplayのテントや山を模したようなロゴから、スパイダーという名の通り蜘蛛の巣をモチーフにしたようなロゴになりました。
もう1点はサブポールの固定方法で、Tenplayのようにスリーブを通す方法から、フックでパチパチと固定する方法に変更されています。
この違いをメーカーに確認したところ、以下のような回答をいただきました。
スリーブタイプには引っかけられる専用のタープを開発中 スリーブの方がフックよりも使い方が多い
…とのこと。
つまりフックタイプが機能面で勝る部分は特に無く、また販売価格もスリーブのTenplayとフックのSpiderとで差が無いので、カラーバリエーションとロゴが気に入ったという方以外はTenplayを買った方が幸せになれそうですね。
DOGBOO(Mountainhiker) ドームテント
400×300×180cmというサイズで本家よりも大きくなりますが、2023年8月時点でとにかく断トツで安いのがDOGBOOのドームテントです。
ちなみに商品名に記載されているメーカー名はDOGBOOとありますが、写真を見るとロゴはMountainhikerの物ですね。
そのお値段はなんと32,800円!
さらに、現在は5,000円オフクーポンが利用可能ですので27,800円で購入できてしまいます。
カマボコ型のサイドベンチレーションに、さらには煙突穴も完備しており、「最近流行っているドームテントをとりあえず試してみたい」という方には嬉しい選択肢となるのではないでしょうか。
T/C(ポリコットン)生地のシェルターGHのパチモノも登場
本家ミニマルワークスからT/C(ポリコットン)生地のテント『シェルターGH』が先日発売されました。
個人的にもT/C生地のテントは大好きなので、価格は多少アップしますが買うならT/C生地版かなというのが個人的な印象ですね。
ちなみに国内価格はシェルターGHのテント本体が154,000円で拡張テントが57,200円です。
そしてそんなシェルターGHのパチモノとも呼べる、G2000のT/CバージョンをDOKICAMPも早速出してきました。
気になる『G2000 T/C VERSION』のお値段はなんとなんと63,500円となっています。
T/C生地のドームテントがこのお値段とは、ちょっと強すぎますね…!!
2023年6月現在、商品写真や説明には記載がありませんが、ルーフフライも付属するとのことです。
また、拡張テントのT/Cバージョンも発売を予定されているそうですので、ポリコットンの質感で統一したい方は要チェックですね。
TOMOUNTがT/C版ドームテント『G moon-TC』を発売!
半年近く前から予約を開始していたT/C生地バージョンのG2000の発売を追い抜く形で、TOMOUNTからもT/C製のドームテント『G moon-TC』が発売されてしまいました。
お値段は65,800円とDOKICAMPよりもわずかに高いながらも、メッシュドア・TPUドア・グランドシートが付属するため実質の価格はかなりお安いです!
さらに入荷も11月10日を予定しており、G2000 T/C VERSIONを予約していた方がちょっとかわいそうに感じてしまいます。
楽天ポイントの還元も大きいため、少しでも安く、そして早くT/C製のドームテントを使いたい人には嬉しい選択肢となるのではないでしょうか。
ちなみに私もポチりましたので、使用感はまたブログかSNSにまとめる予定です。
新幕『G moon-TC』着弾!
— うぃる (@wright_ssvd) November 11, 2023
T/Cのドームシェルターで薪ストーブの煙突出しやすい&納期が信頼できるってことでDOKICAMPでなくTOMOUNTを選びました
メッシュやTPUドアが標準で付属してるのイイネ
来週のキャンプで早速使ってきます pic.twitter.com/4GDCyc498B
ナイロン版・T/C版それぞれの拡張テントも発売!
2024年3月、TOMOUNTユーザー待望のG moon用拡張テントが発売しました!
ナイロン・T/C両バージョンが同時発売しましたので、どちらのG moonを持っていても安心です。
ちなみに私はすぐには購入せず、今度の冬キャンプシーズンまでにT/Cのドームシェルターが他のメーカーから出ていなければG moon-TC用の拡張テントをポチってみようと考えております。
DOKICAMP G2000 シェルター レビュー
さて、それではDOKICAMPのG2000を実際にキャンプで使用してみての感想を書いていきます。
これまで紹介した通り、基本的な仕様等はシェルターGそのままですので詳細な設営手順は省きます。
- メインポールとサブポール各2本を組み立て
- メインポールをテント本体のスリーブに通し、下部のポールシューに挿す
- サブポールをメインポールの上にまたがるように通して設置
- メインポール・サブポールをフックで固定
- 6ヶ所をペグダウン
このような手順で立ち上がります。
無風の日なら四隅のみをペグダウンするだけでも固定できますので、基本の設営は慣れれば10分程度で行えるかなと。
逆に風の強い日の場合、メインポール2本を挿入した時点でペグダウンしてあげるとテントが飛ばされることなく設営できます。
ちなみに説明書はバッグに縫い付けられていますが、こちらが付いていなかったという初期不良もあるようですね。
設営の際に感じたのが、ポールの柔軟性の高さです。
DODのカマボコテントやTOMOUNTのトンネルテント、ホールアースのハーフクーヘンなどなど、ポールをしならせてグロメットに差し込むようなテントはこれまでにも使用してきましたが、G2000は断トツで設営が楽でした。
ポールが非常に曲げやすく、力の弱い女性でも設営に困ることは無いでしょう。
一方、発売からまだあまり日が経っていないにも関わらず「ポールが折れた…」という声も多く見かけますので、強度は同タイプの製品に比べてやや弱いのかもしれませんね。
風が強い日は6本のストームロープをペグダウンすることで耐風性をアップできます。
ロープが細くて頼りなく感じましたが、初設営の日はなかなかの風が吹いている中、しっかりと耐えてくれました。
DOKICAMP G2000 フロアマットは薄いけど防水性が優秀
G2000のオプション一式を持参しましたが、とりあえず今回はテント本体のフロアマット(グランドシート)と拡張テントを使用してみることに。
フロアマットは「マット…?」と感じるくらいのペラッペラな質感。
この日は雨上がりというのもあって地面はかなり濡れており、水が染み込んでこないかが非常に心配でした。
…が、このマットがたいへん優秀でございました。疑って申し訳ございません。
濡れていた芝の上に敷いても水が染み込んでくることは一切なく、これは「買い」なオプションですね。
頂点のトグルをリングに引っかけるだけですので付け外しも簡単です。
テント本体の広さはこんな感じで、コットが4台並べられるかなという広さです。
ソロ~デュオキャンプならば拡張テント無しでも、おこもりスタイルで過ごせそうなサイズ感ですね。
テント側面にはブランド名である『UNLIMITED WORKS』のロゴが入っています。
余談ですが、ブランド名はFate/stay nightの『Unlimited Blade Works(無限の剣製)』が元ネタになっているようですね。
以前にはDOKICAMPはFaker(フェイカー)を自称していました。この辺のネタが伝わる人いるのでしょうか…?
G2000に拡張テントを組み合わせてみた
続いてG2000に拡張テントを取り付けてみました。
拡張テント・TPUドア・メッシュドアはファスナーで取り付ける方式です。
テント本体の前後の出入口それぞれに取り付けられるため「前面側にTPUドアで背面側に拡張テント」というスタイルはもちろん、拡張テントを2つ購入して「前後両方に拡張テントを取り付け」なんて形も可能です。
オプション取り付け用ファスナーの内側にテント本体のドアパネルのファスナーが配置されているため、拡張テントを付けた状態でテント本体のドアを閉めて空間を区切ることも出来ます。
拡張テントの取り付け手順は以下の通り。
- オプション取り付け用ファスナーでテント本体と接続
- ポールを組み立ててポールシューに挿入
- 4ヶ所をペグダウン
本体同様にストームロープをペグダウンして補強することができますが、本体・拡張テントともにロープと自在が細くて小さい点がやや心配なところですね。
テント本体のみの奥行きが300cmで拡張テントの奥行きが190cmですので、組み合わせると5m近い長さになります。
これは広いですね…!!
拡張テント用のフロアマットやインナーテントもありますが、この日はQUICKCAMPの防水マルチシートを敷いて「地面に直置きしたくない荷物はシートの上に、靴などは地面の上に」という形で露出している地面も有効活用しました。
DOKICAMP G2000と拡張テントをキャンプで使用してみて
DOKICAMP G2000にフロアマットと拡張テントという組み合わせをキャンプで使用してみての感想ですが、これは優秀ですね。ミニマルワークスのシェルターGが人気な理由がよく分かります。
というのも、基本的な仕様はオマージュ元のミニマルワークスを褒めるべきかなと。
そもそもシェルターGが優秀
まず、テント本体の形状が良いですね。
一般的なトンネル型のテントに比べて横に広い楕円形状となっているため、端の方まで高さが確保されています。
テント本体の高さは170cmあるため、ハイコットを置いても圧迫感がありません。
ドアパネルを収納できる大型ポケットも便利ですね。
これまで「テントの入り口はぐるぐると巻いてグロメットで固定するのが当たり前」だと思っていましたが、雑に巻き取ってポケットに押し込むだけというのは楽です。
気になった点を挙げるとすれば、出入り口用の目の細かいファスナーがやや噛みやすいことでしょうか。
ちなみに、オプション用の目の荒いファスナーはスムーズです。
出入口が広く、ベンチレーターも大きなものが用意されているため、風通しも非常に良いですね。
ナイロン生地ということで多少結露もありましたが、撤収の前に出入口を全開にして数十分放置していただけでカラっと乾いていました。
豊富なオプションと組み合わせることでオールシーズン楽しめるテントになっており、シェルターGが多くのキャンパーに愛用されているのも納得です。
G2000の値段は「割り切り」の結果
ここからはG2000についての評価ですが、価格に対する品質の高さがエグいですね。良い意味で。
縫製が丁寧で、本家の半額以下で買えるというのが信じられないレベルの品質の高さです。
たとえば先日購入したTOMOUNTもコスパ重視なメーカーですが、ほつれだらけの雑な縫製や糸くずの多さ等、コストカットの弊害が随所に見られました。
一方でDOKICAMPのG2000はというと、製品のクオリティ自体は非常に高いと感じます。
納期や連絡がいい加減だとか、サイトに掲載されている情報が更新されておらず当てにならない等、力を入れていない部分は多くあります。
そうした割り切りの結果、良い製品を安く提供できているのかなと。
手厚く丁寧なメーカー対応が当たり前になっている方からすると色々な面で衝撃を受けるかもしれません。
納期の遅れや初期不良、予告なしの仕様変更等々を笑い飛ばしながら商品到着を待てる人ならば、間違いなくお買い得な破格のテントです。
トラブルになる可能性があるため個人的には人に購入をおすすめしないのですが、モノ自体は非常に良かったため、トラブルも割り切れる方はサブテントの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。