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焚き火を楽しむ5つのコツ|キャンプ初心者でも簡単に火起こしできる方法を解説

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焚き火

焚き火はキャンプの定番イベント!

しかし、実際は火おこしに苦労する人が多く、30分以上たっても火がつかない光景も見かけます。

そこで今回は、三度の飯よりも焚き火が好きな私が「誰でも焚き火上手になれるコツ」についてお話します。

焚き火はたった5つのコツで成功する

たった5つのコツを意識するだけで、私はいつもスムーズに焚き火を満喫しています。

非常に簡単なので、初心者でもすぐに実践できますよ!

それでは早速ご紹介しましょう。

1.乾燥した薪を選ぶ

1つめは、乾燥した薪を選ぶこと。

水分を多く含んでいると、ガスバーナーで炙っていても中々火がつきません。

薪拾い・薪の購入時には適当に選ばずに、素手で触って木が湿っていないか確認することが大切です。

素手で薪の湿り具合を確かめる

焚き火まで時間があれば、日当たりの良い場所に置いてさらに水分を飛ばしましょう。

拾った薪の天日干し

着火剤なら雨でも火をつけられる

雨が降っていると、どうしても湿った薪しか調達できませんよね。

そんなときでも、着火剤を使えばあっという間に火がつきます。

私が愛用しているのは、ティンダーウッドという油が染み込んだ木の着火剤です。

雨のキャンプでも短時間で着火できるのに低価格で購入できるスグレモノ。

すぐに着火できるティンダーウッド
大雨の翌日でも約10秒で着火できる

天候に左右されずに焚き火を楽しみたい方は用意してみてはいかがでしょうか?

使用感などの詳細については、こちらの記事でご紹介しています。

campers.hatenablog.jp

2.種火の熱を逃さない

2つめは、種火を囲って熱を逃さないこと。

いざ火がついても、スグに風を送ると熱が奪われて火は消えてしまいます。

小さな種火の段階では、手や風防で風を遮り、熱をこもらせましょう。

熱の高まりに合わせて火は少しずつ大きくなります。

手で火種を囲う

焦らず、じっくりと待ちましょう。

3.薪は円錐形(ティピー型)に組む

3つめは、薪を円錐形に追加していくこと。

火が大きくなってきたら、下の写真のように小枝や小さな薪を追加しましょう。

円錐形(ティピー型)に組んだ薪

中央に空洞ができるので上昇気流が発生し、火の中心部に風が流れ込みます。

30cmほど離れてもしっかりと熱が感じられるように火が大きくなったら、用途に合わせて薪を組み替えます。

組み替えるときは「リーントゥ型」がおすすめ

円錐形から薪を組み替えると言っても、何をすれば良いのか分からない。

そんな方には、簡単かつ万能な薪の組み方「リーントゥ型」がおすすめです。

組み方は、太めの薪に小枝を立てかけるだけ!

焚き火 リーントゥ型

火柱が上がらず、火が長持ちするので鑑賞・暖の確保・調理など何にでも使えます。

薪が斜めに配置されているので、調理のときには焚き火五徳を用意しましょう。

私が愛用しているユージャックの焚き火五徳については、こちらの記事でレビューしています。

campers.hatenablog.jp

4.高温の箇所に風を送る

4つめは、高温の箇所に風を送り込むこと。

火がついてしばらくすると、十分に熱があるのに火が弱くなってしまうことがあります。

そんなときは、焚き火の中心部で赤白く色づいている高温の箇所に向かって風を送り込めば元通り!

高温の箇所

口をすぼめて息を吹き込んでも良いのですが、火吹き棒を使えばよりピンポイントに風を送り込めます。

風の吹き込み過ぎは薪を無駄に消耗してしまうので、火が見えたら送風を止めましょう。

送風を止める目安

5.薪を絶やさない

5つめは、薪を絶やさずに入れ続けること。

火が安定しても、薪の投入を怠ると火は消えてしまいます。

薪は絶やさずに追加し続けましょう。

熱を維持するために、先に入れた薪に火がついたことを確認してから次の薪を入れることがポイントです。

薪の追加

次に投入する薪は焚き火台の下で乾かしておくと火つきが良くなりますよ。

まとめ

今回紹介した5つのコツは、誰でもできる簡単な手順だけでしたが、これだけで本当に焚き火は成功します。

慣れてきたら、自分の用途に合わせた薪の組み方を探していくのも楽しいですよ。

火おこし・火の維持をそつなくこなして、理想通りのキャンプを満喫しましょう!

ただし、ルールとマナーを守るための道具の準備もお忘れなく。

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